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2005年 01月 24日
センター出題者の怠惰。
<センター試験>教科書「出題」 国語問題、”一発検索”。

高校教科書と同じ評論文が大学入試センター試験の「国語1」に出題された問題で、著者名「大岡信」と原題「抽象絵画への招待」を組み合わせてセンター内のデータベースで検索しさえすれば、掲載教科書1冊を割り出せる仕組みだったことが分かった。
センターは当初「原題と違う表題で教科書に載っていたためチェックから漏れた」と推測していたが、実は原題で検索できた。

データベース管理までしていて、どういう経路で教科書の問題が出題されるなんてふざけた事になったんでしょうか?
いずれにしても出題者側の怠惰以外、なにものでもないことは明白です。
二度の今回のような事が起きないように原因究明して欲しいものですね。

センター試験の問題作成を担当するのは教科科目第1委員会(約430人)で、科目に対応して25部会に分かれる。
国公私大を通じて極秘に大学教員に委員就任を頼み、1部会20人前後。身内に受験適齢期の人がいないことが資格で、任期は2年まで。

試験の原案が出来上がると、
▽誤りや不明確な記述をみる第2委員会
▽科目間の重複を点検する第3委員会
▽出題範囲が学習指導要領に沿っているかをみる点数協力者――の3組織がチェックする。
第2委は第1委の経験者、第3委は学識経験者で、点数協力者には高校関係者も加わる。

問題点が見つかる度に第1委にボールを投げ返し、問題の完成まで1年半(印刷を含めて2年)かかる。

これだけ厳重なチェックがあるのに、今回のような問題が起こりえたのだから、もう一度問題作成、チェックのあり方を見直す必要があるのではないでしょうか?

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by hasway | 2005-01-24 16:21 | 時事


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